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妄想作品(猿について)

猿に関するSF。猿の惑星第9地区を合わせたような感じ。
地球には人間・中間猿・猿の三種類の霊長類がいる。人間は中間猿を差別して、中間猿は猿を差別する。中間猿というのは人間と猿の中間に存在する種のこと。実際の進化論では現存する猿の子孫が人間というわけではないが、架空の世界観なので、猿→中間猿→人間と進化したことにする。
彼らの間ではアパルトヘイト(人種隔離政策)が行われている。人間界の中に中間猿界があり、中間猿界の中に猿界がある。なので人間が猿と直接関わることはない。
また、人間の女性から見て中間猿の男性は魅力的で、中間猿の女性から見て猿の男性は魅力的。猿の男性から見て中間猿の女性は魅力的で、中間猿の男性から見て人間の女性は魅力的。
(追記)
知能は人間>中間猿>猿の順番。
ある時、猿の中から無毛症の猿が生まれる。それで、人間だと間違われて人間界に保護される。猿は人間を誘拐したと誤解される。
また、ある時、猿圏が独立しようとする。しかし猿圏は中間猿圏の中にあるので、人間圏と猿圏の中間に属する中間猿圏は巻き込まれることになる。

2ch考古学「ネオ麦事件で全てが狂った」 (2002年)

2002年に立てられたスレッド「ネオ麦事件で全てが狂った」から気になった書き込みだけ抽出してみました。ネオ麦事件とは言うまでもなく西鉄バスジャック事件のことなんですが、世代的に知らない人もいるのかもしれないので知らない人はWikipediaをチェックしてください。
西鉄バスジャック事件 - Wikipedia

バスジャック事件が起きたのは2000年なので、このスレッドが立ったのはその2年後ということになります。このスレッドの趣旨は、西鉄バスジャック事件のテレビ報道で2chが取り上げられたせいで新規ユーザーが増えてアングラな雰囲気がなくなった、という感じ。
このスレッドで興味深いのは、嫌韓の話題があること。確かに当時から韓国ネタは多かったように覚えてるのだが、嫌韓というワードが当時すでにあったことに驚いた。
また、あやしいわーるど(このスレではぁゃしぃと表記されている)が登場するのも時代を感じる。ちなみに2000年頃にあやしいに「2ch抹殺」というトピックがあって、そこにひろゆきが降臨するという事件があった。ひろゆきが降臨してからはあやしい住人がやけに2chに対して優しい口調になったのが露骨だった。

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「明日ママがいない」の問題は16年前にナンシー関が指摘していた。

文庫本で昔のナンシー関のコラムを読んでいたら、野島伸司脚本の「聖者の行進」について書かれていた。その内容が、あまりにも「明日ママがいない」の問題と合致するので引用してみた。言うまでもなく、「明日ママがいない」も野島伸司作品。

終りよければ全てよし、なんて事を言ったりするが、すごかったっすねえ「聖者の行進」最終回。文春も3週も4週もかけてキャンペーンやって「最後まで見てから反論してください」なんてTBSのコメントのせちゃって、最終回視聴率上乗せにささやかながら貢献した訳であるが、もう「とほほ」だろう。あんなもんのために何ページも使ってたかと思うと。しかし勇気あるなあ、野島伸司って。あんなオチ、ちゃんと字に書いてプロデューサーとかに「はい出来た」とか言って見せたわけだ。私は出来ないな。恥かしくて。全国に放送されちゃうんだよ。
(中略)
「聖者の行進」というドラマにとって、"障害者"をテーマにしたということは最も重要なことに違いない。バッシングのキャンペーンを展開した「週刊文春」も、逆に好意的に見ていたファンにとっても、"テーマが障害者"というポイントは、どっちにしろその動機となっている最大の要素だ。だから、賛否両論も「社会における障害者問題という点で『聖者の行進』はどのような影響を引き起こすか」というようなところで交されてきたのである。しかし、このドラマそれほどのものか。あの最終回のオチは、ドラマのテーマが何であれ、主人公がどんな人物設定であれ、純粋に「話(ストーリー)」としてのレベルが低すぎる。
(中略)
しかし「最後まで見てから文句言え」というTBSのコメントは、今となっては見事なリアクションといえる。最終回見たら、もう誰もマジメに抗議なんかしないもんなあ。うやむやという最良の方向へ見事に着地できたわけである。まさに、終わりよければ全てよし。


この文章、「聖者の行進」を「明日ママがいない」に、「障害者」を「養護施設」に、「TBS」を「日本テレビ」に置き換えると、まんま「明日ママがいない」についての文章になる。

ちなみに文中で書かれているが、当時週刊文春では聖者の行進に対するネガティブキャンペーンをやっていたようだ。僕もたしか、親が買っていた文春を読んで拝見した気がする。

あとこれは全く関係ない話だけど、「明日ママがいない」はスポンサーが全部降りてしまったわけだけど、実は文藝春秋社も95年に同じ目にあっている。文藝春秋から出ていたマルコポーロという月刊誌があったのだが、この雑誌が「ナチスのガス室はなかった」というデマ記事を載せたらユダヤの団体から文藝春秋の広告主に圧力が来てマルコポーロが廃刊になった。これまたこの雑誌を僕の親が買っていて僕も読んでいた。たしかヘアヌードが結構載っている雑誌だったのでドキドキしたのを覚えている。
マルコポーロ事件 - Wikipedia


テレビ消灯時間〈2〉 (文春文庫)
http://www.amazon.co.jp/dp/4167622033/

地獄は和風なのに天国は洋風なのは何故か


ちょうど6年前の今日にこんなツイートをしてて、で、さっきたまたま天野祐吉「私説 広告五千年史」(http://www.amazon.co.jp/dp/4106035316)という本を読んでいた。
で、そこで気になった点があったので引用する。

もちろん、「地獄」は仏教の専有物じゃない、キリスト教にも「天国と地獄」があります。が、民俗学者五来重さんは、『日本人の地獄と極楽』(人文書院)で、こう言っています。
キリスト教では天国こそが現実性をもった理想の世界で、地獄は天国へ行けない罪人への戒めとしての存在である。これに対して日本人にとっては、地獄こそ現実性をもった恐るべき世界で、そこへ堕ちないための救済として極楽がある」
つまり五来さんによれば、キリスト教では「天国が実像で地獄は影」なのに、日本では「地獄が実像で極楽が影」になっている。まさにその通りだとぼくも思いますが、一般的にキリスト教圏の人たちが「天国へ行きたい」という攻めの体質を持っているのにくらべて、この国には「地獄へは行きたくない」という守り型の人間が多いのかも知れません。子どもの野球も、アメリカではバッティングからはじまるのに、日本ではキャッチボールからはじまる、それとちょっと似ていますね。


つまり、西洋では天国が直感的で日本では地獄が直感的で、だったら現代の日本人からしたら西洋風の天国のイメージと日本風の地獄のイメージの組み合わせがもっとも直感的だということだろうか。というか、極楽って確かに直感的じゃないというか、なんか無理矢理作ったような概念っていうか、あんまり頭に入ってこない。
ちなみにこの本では、仏教が「地獄に堕ちるぞ~。地獄は怖いところだぞ~」と言って布教するのをFUDのような広告手法だと言ってる。FUDについてはWikipediaを。
FUD - Wikipedia

増田を書く際に気をつけたいこと3点

私は結構長く増田を書いていて、もう増田歴7年ぐらいなんですが、増田を書くことに慣れてない人に向けて注意点を挙げたいと思います。


1.上から目線にならない

上から目線はブックマーカーの専売特許です。なのでここは身を引いて、上から目線はやめましょう。初心者は、上から目線で書いた方がブックマーカーを怒らせることができて釣りが成功しやすいと思いがちですが、基本的にそういうことをやるとブックマーカーは怒ります。というかストレスを感じます。増田というのはブックマーカーに対する奉仕のようなものだと考えた方がいいです。彼らにストレスを与えるのではなく、彼らがストレスを感じないでコメントを書けるように仕向けましょう。そうすれば、実はWIN-WINの関係になれます。上から目線で書いて相手にストレスを与えるのはゼロサムゲームにしかなりません。


2.読んだ人が自分のことが言われてると思う風に書く

たとえば、「はてなーって意外と女性差別主義者だよね」みたいなタイトルにします(これはあくまで例ですが)。そうすると、読んだ人は自分が女性差別主義者だと言われてる風に錯覚します。そして怒り出します。俺は女性差別主義者じゃないと。そして、ブコメで「俺はむしろレディーファーストだけど?」とか、誰もそんなこと聞いてないのに自分語りを始めます。そしたらしめたものです。自分語りを自動生成させるようになると非常に盛り上がります。
しかし私は前項で、ブックマーカーを怒らせるのはよくないと書いているので、矛盾してるとお思いの方もいると思います。しかし、そうではないのです。ブックマーカーに自分語りをさせてあげるという奉仕なのです。なので、WIN-WINの関係になります。


3.隙を与える

一分の隙もない文章ほど魅力的でないものはありません。そういう人間は、恥をかきたくないのです。増田という匿名空間ですら恥をかきたくないとは、なんて自意識過剰な輩でしょう。増田の恥はかき捨てです。増田はいい加減なことを書いていいのです。
隙を与えるといっても、馬鹿なことを書けということではありません。そうじゃなくて、自分が思ってることの一部を書けばいいのです。自分が思ってること全部を書くと、隙のないガチガチの文章になります。そんな文章を読む人はいません。忘れないでください。増田というのはブックマーカーへの奉仕なのです。ブックマーカーが「こいつ馬鹿wwwブコメでいじめてやろう」と思えるような文章を書くことが重要です。そうすればWIN-WINの関係になります。